経営者の皆さまは、ご自分の能力、得意とするものを活かして企業を興されていると思います。
そこでは、企業は私生活から分離された実体として存在することになります。
　
　そうした企業が、経済活動の営みから挙げられた業績は、貨幣価値で評価されるわけです。

　企業活動は、ゴーイングコンサーン（継続企業）と続くものを人為的に一定の会計期間に区切って
企業成績を貨幣数値で表すのが決算です。

　氷山は３割しか見ることができません。決算書に表れた数値も企業の実体の３割を表したもので、
この３割を見て水面下にある７割を推し量り、企業の秘められた経営の実態を掴むこともできます。

　私ども事務所は、この決算書に表れた３割の数値をしっかり見て分析し、経営者の皆さまに企業の
実体をお伝えします。経営者の皆さまも自己の企業の実体を的確につかみ、どのようにして厳しい
経営環境に対処し、的確な処置をするかということは、より一層重要なことと思います。

　私どもは、頑なに巡回監査の中で、正しい数字・会社の実体・実績を追い続けます。そこに表れた
数値を分析し、経営に役立つお手伝いを心掛けていきたいと思います。